おしゃべり貯金箱の製作に励む参加者=板野町のあすたむらんど徳島

 徳島県内で、子どもたちの宿題を手助けする講座が人気を集めている。申し込みが殺到し、急きょ定員や日程を増やした講座もある。夏休みも後半に入り、さらなる混雑が予想される。

 板野町のあすたむらんど徳島は、お金を入れると録音した自分の声が流れるおしゃべり貯金箱や風力車を製作する「夏休み宿題工作」を毎日開いている。宿題として提出できるよう、材料はスタッフが手作りし、子どもたちが組み立てている。

 平日は平均100人以上、週末には400人ほどが訪れている。後藤悦子体験工房担当リーダー(38)は「ネタを考えるのが大変だが、少しでもお手伝いができればとやっている」。23日までで、材料がなくなり次第終了する。

 自由研究に関する講座には人気が集中。徳島市の県立博物館では学芸員らが採集から名前調べまでをサポートする標本作りが好評で、7月19日の「昆虫標本を作ろう」には定員(20人)の5倍近い応募があった。8月22日には標本の名前を調べる会があり、辻野泰之学芸員(38)は「自分で名前を調べても分からないこともあると思う。役立ててほしい」とPRしている。

 同市のとくしま植物園では親子体験教室を開いており、6日の「エコ花育教室」には親子連れら23人が参加。講師のアドバイスを受け、観葉植物を植える容器を作った。

 今年から本格的に夏休み講座を始めた同市のふれあい健康館では各講座とも定員を上回る申し込みがあり、定員や開催日を増やして対応している。

 お盆以降は、地図を作ろう(18日、ふれあい健康館)押し花うちわを作ろう(21日、同)ポスター・絵画教室(23日、月見ケ丘海浜公園)樹脂粘土フラワー教室(29日、とくしま植物園)などがある。