三好市山城町上名の道の駅大歩危に一夜限りのお化け屋敷がお目見えし、親子連れらが恐怖体験を味わった。
会議室に廃屋のセットが設けられ、「ギー」という怪しい音が響く中、参加者は懐中電灯を手に恐る恐る入場。仏壇や井戸、墓などの陰から幽霊が次々と飛び出すスリリングな演出に、子どもたちは大きな悲鳴を上げていた。
愛媛県四国中央市から家族ら5人で訪れた大西雄輝君(9)は「血まみれのお化けが急に動いて怖かった」とおびえていた。
会場では、山城町に伝わるタヌキ伝説を題材にした紙芝居が披露されたほか、くじ引きなどの出店も並び、多くの来場者でにぎわった。