高校世代で争うライフル射撃の第3回東アジアユースエアガン大会(7月24~28日、シンガポール)に、城西高3年の西千里が日本代表として出場する。

 大会は国別対抗戦で、ライフルとピストル両種目でそれぞれ男女各3人が選抜された。西はエアライフル立射60発で出場する。6月に新潟県で行われたナショナルチーム選考会で高校生トップの成績を収め、代表入りを決めた。

 高校1年から射撃を始めた。ファイナルまで崩れない安定感のある射撃が特長で、昨年9月のJOCジュニアオリンピックカップ少年女子ビームライフルで初優勝。今年6月の四国大会では城西高主将としてエアとビームの両ライフル種目で団体戦の頂点に導く活躍を見せた。

 初めての海外試合に西は「世界のトップ選手と切磋琢磨(せっさたくま)しレベルアップしたい」と意気込んでいる。