ノヴィルタクシーサービスグループ(徳島市)は、トヨタ自動車が2020年東京五輪・パラリンピックに向けて22年ぶりに発売した新型タクシー「JPN TAXI(ジャパンタクシー)」=写真=を県内で初めて導入した。車体はジャパンブルーと呼ばれる伝統色の藍色で、7月2日から運行を始める。

 運転手を含めて5人乗り。乗客への「おもてなし」を意識し、高い天井や大きな窓で開放感を高めた。タクシーでは珍しい電動スライドドアを採用しており、高齢者から子どもまで乗り降りがしやすいよう床面も低くなっている。

 当面は1台で主に夜間に運行する。8月上旬に2台目を導入する予定。グループは「乗り心地も快適。通常の移動の足としてだけでなく、観光にも利用してほしい」としている。