韓国の伝統舞踊を披露する濱田さん=7月11日、米ニューヨーク(金さん提供)

 徳島新聞カルチャーセンターの韓国伝統舞踊講座を受講している濱田澄子さん(59)=鳴門市大津町矢倉、主婦=が、米ニューヨークで開かれた第15回世界韓国国楽競演大会(韓国国楽協会主催)の他民族部門で最優秀賞を受賞した。初出場で快挙を果たした濱田さんは「本場の韓国で踊りを披露したい」と意欲を見せている。

 大会は7月11日に開かれ、9カ国から33の個人・団体が出場。6部門に分かれて韓国の伝統舞踊や楽器演奏、民謡を披露し、表現力や音色、歌唱力を競った。

 他民族部門には、韓国以外の8カ国8人が出場。濱田さんは、人生の苦悩や僧侶の葛藤などを描いた伝統舞踊「僧舞」に挑戦した。「1200人の観衆を前に緊張したが、ミスなく踊り切れた」。難易度の高い舞をリズムよく披露し、審査員から表現力の高さを評価された。

 濱田さんは2004年に韓国を旅行した際に現地の風土や文化に興味を持ち、徳島新聞カルチャーセンターの講座を受講し始めた。講師を務める金昴先さん(57)=四国霊場13番札所・大日寺住職=は「のみ込みが早く、踊りに品がある。韓国と日本の懸け橋となってほしい」と期待を寄せる。

 韓国の歌や楽器の演奏を聞くのが趣味で、韓国語の勉強にも取り組んでいるという濱田さん。「いつか韓国で金先生と一緒に踊れたら」と夢を膨らませている。

 濱田さんは、8月16日に徳島市のあわぎんホールで開かれる韓国舞踊公演「歌舞楽『友』」に受講生として出演する。日韓国交正常化50年の一環で、阿波踊りとの競演もある。