[上]藍住西小の児童が制作した藍染のハンカチ=藍住町役場[下]藍染作家の村上さんによる作品展=藍住町徳命の藍屋敷・おくむら

[上]藍住西小の児童が制作した藍染のハンカチ=藍住町役場[下]藍染作家の村上さんによる作品展=藍住町徳命の藍屋敷・おくむら

 涼を感じさせる藍染作品の展示会が、藍住町役場など町内2カ所で開かれ、訪れた人の目を楽しませている。

 町役場1階のガラス張りホールでは、藍住西小学校の全校児童551人が校内で栽培した藍で染めたハンカチなど約450点を展示。技法も多彩で、生葉染めをはじめ、絞り染め、筒描きなどを駆使している。21日まで。

 同町徳命の藍屋敷おくむらのギャラリーでは、上板町七條の藍染作家村上千晶さん(53)が作品展を催しており、女性向けのブラウスやスカート、ブローチ、手提げなど約100点を展示販売している。麻を藍で染めた洋服など夏らしい作品が人気を集めている。15日まで。