本番を控え、試験点灯された紺屋町演舞場

 徳島市中心部に設けられた阿波踊りの演舞場や踊り広場で11日夜、照明の試験点灯が行われた。街中には赤や黄のちょうちんが張り巡らされ、観光客は続々と徳島入り。12日から4日間にわたる祭りの準備は整った。

 試験点灯は午後7時に市役所前演舞場から始まった。約280個の照明が明々と一帯を照らすと、市観光協会と四国電力の担当者4人が球切れがないか確認して回った。初めて藍場浜演舞場に取り入れたLEDの照明も問題なく点灯した。

 徳島駅前では、スーツケースを手にした帰省客や観光客らが目立つようになった。市旅館組合や駅前の観光・宿泊案内所によると、期間中はいずれの宿泊施設もほぼ満室となっている。

 阿波おどり会館を訪れた観光客は、土産物を買ったり、観光パンフレットを手に入れたりしていた。東京都から夫婦で踊り見物に来た山田裕太さん(27)=内装業=は「街全体が阿波踊り一色になる特別な雰囲気を味わいたい」と開幕を楽しみにしていた。

 11日午前には、徳島市消防局などが6カ所の演舞場の安全点検を済ませた。