徳島市の藍場浜演舞場に今年初めて導入されたLED照明が、12日の阿波踊り本番で点灯された。観客からは「明るくて見やすい」との声が聞かれた。
演舞場両側に並ぶ照明灯には、100ワットのLED電球が計356個使用されている。午後6時半に点灯され、夜が更けるにつれて明るさが際立った。
観客席にいた愛媛県西条市の造船業加藤基さん(67)は「踊り子の表情がよく見えて楽しい。写真も撮りやすい」と話していた。
徳島市観光協会によると、従来使われていた白熱電球などに比べて明るさは約1・6倍となる一方、消費電力は約7割節約できる。照明のLED化は全6演舞場の中で初めての試みで、費用は1300万円。
トップニュース
Sports
スポーツ
Culture&LifeStyle
カルチャー&ライフスタイル