太鼓と歌に合わせて踊る地域住民=徳島市上八万町上中筋の宅宮神社

 徳島市上八万町上中筋の宅宮神社で15日、県指定無形民俗文化財の神踊りが奉納され、地域住民が五穀豊穣や悪病退散を祈願した。
 
 神踊りは平安時代末期に始まったと伝えられ、氏子が町内の12の地区ごとにつくる「馬組」が毎年持ち回りで奉納している。今年は花房地区の馬組が担当し、3~89歳の42人が手作りの花がさと浴衣を着て太鼓と歌に合わせて踊った。
 
 盛んにカメラのシャッターを切っていた鈴木広将さん(54)=東京都世田谷区、会社員=は「衣装や踊りが素朴でいい。地域ぐるみで伝統を守っているなと感じる」と感心していた。