防災について意見を交わす子どもたち=石井町の石井中央公民館

 徳島、宮城両県の子どもが防災について考えるイベント「TEENS’防災~すべての人へ」が15日、石井町の石井中央公民館で開かれた。来県した子どもや来場者ら約160人が議論を交わした。
 
 来県したのは、東日本大震災の被災地南三陸町の小学生から大学生までの17人。12日に訪れ、徳島の小中高生と阿波踊りや海水浴で交流しながら、「避難所」「防災マップ」など4テーマで防災案を考えていた。
 
 「避難所」がテーマの班では、高齢者や障害者が海抜の高い避難所に早く逃げる方法について、子どもたちが問題提起。参加者からは「平時から高齢者らの居住場所を把握しておく」「緊急時は担架で運ぶ」などの意見が出た。
 
 被災時、南三陸町の志津川中3年だった小山理央さん(19)=仙台市、宮城大2年=は、学校での避難生活を振り返り、水不足で流せない汚物の臭いが教室に充満し「精神的につらかった」と語った。
 
 高原莉奈さん(15)=石井町浦庄、川島高1年=は「徳島でもできるアイデアが多かった。学んだことを生かしたい」と話した。
 
 イベントはボランティア団体「ダッシュ隊徳島」が企画した。