足湯でくつろぐ利用者=鳴門市の鳴門駅前

 鳴門市が鳴門駅前ロータリーに設けた足湯が1日オープンし、市民ら約100人がゆったりと時間を過ごした。

 午前9時に開館すると、さっそく市民や観光客が約40度の湯に足を漬けて会話を弾ませた。近くの藤井多美子さん(74)は「体がぽかぽかして気持ちいい。癒やされます」と満足そうだった。

 足湯は板東俘虜収容所をイメージした休憩施設(66平方メートル)内にあり、一度に15人が利用できる。温浴施設「鳴門天然温泉あらたえの湯」(同市撫養町大桑島)の温泉水を週1回トラックで運び、加熱や消毒をしながら使う。

 無料。月曜と年末年始を除く午前9時から午後5時まで。2日は臨時オープンする。

 市は20日まで愛称を募っている。問い合わせは市戦略企画課<電088(684)1713>。