徳島市の内藤佐和子市長のリコール(解職請求)運動で集められた署名の中に同一筆跡が多数あるとの市長の主張について、市選挙管理委員会事務局は29日、「筆跡がどこまで似ていれば無効と見るか、判別は難しい」として、審査が困難だったと説明した。既に死亡していた人の署名もあるとの指摘については「審査は適正に行った」とした。

 市選管事務局によると、今回の署名の有効・無効の判定作業では、選挙人名簿と照合したり署名が重複していないかどうかを確認したりした…