徳島県小松島市田浦町の市道舗装工事現場の土壌から、発がん性のある六価クロムが環境基準値を超えて検出された問題で、市は29日、現場の汚染土を撤去する作業を始めた。31日までに全ての土を取り除く。汚染土の除去と再舗装にかかる費用は約300万円で、市と業者が負担割合の協議を続けている。

 六価クロムが検出された市道は延長25メートル、面積87平方メートル。工事の際に最大約75センチの深さまで掘られており、約100トンの土を撤去する…