美馬市脇町のうだつの町並みに、地元住民と同市の地域おこし協力隊員が藍染の布を飾り付け、涼しげな雰囲気を醸し出している。阿波藍を出荷する要衝として栄えた町並みの伝統を、観光客に知ってもらおうと初めて企画した。今月末まで飾られる。
布は縦0・9メートル、横1メートル。地元住民が地域おこし協力隊員の渡邉純子さん(36)三木真由美さん(24)らの指導を受けて染めたもので、約60軒の軒下などにつるしていった。観光客らは、町並みの白壁と藍染のコントラストに見入っていた。
沖縄から観光に来ていた金城由佳里さん(24)=琉球大医学部5年=は「沖縄の染め物とは違った色で、きれいですね」と話していた。
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