田邊医師(右から2人目)と一緒に血圧を測定する医学生=牟岐町牟岐浦の出羽島診療所

 医学生を対象にした夏期地域医療研修(県主催)が20日、美馬、那賀、牟岐、海陽の各市町で始まり、徳島大や自治医科大の学生23人が地域医療の役割を学んだ。

 牟岐、海陽両町での研修には学生9人が参加し、3班に分かれて診療所や老健施設を訪れた。離島の出羽島診療所では、診療に当たっている県立海部病院の田邊舞医師(27)=牟岐町中村=らから医療設備や診療の状況について説明を聞き、診療所内の機器を使って血圧や心電図の測定を体験。住民への健康教室を開くなど、診療所の取り組みについて説明を受けた。

 自治医科大4年の福井智也さん(22)=栃木県下野市、鳴門市出身=は「すぐ病院に行けない島民にとって診療所は大切な場所だと感じた。適切な判断ができる医師になりたい」と話していた。

 研修は21日までで、22日に徳島市で報告会を行う。