発達障害児や保護者を支援する専門員養成研修が21日に終了し、受講生15人が県から支援専門員に初めて認定された。
認定されたのは、県や徳島市、石井町など各自治体の保健師や保育士、児童発達支援センターの職員ら。2014年度に発達障害についての基礎講座を修了し、15年度は応用講座で、子どもの行動観察や褒め方、家族の支援策などを学んだ。
小松島市中田町の県発達障がい者総合支援センター・ハナミズキで、志田敏郎所長が認定証を手渡した。
専門員は地域で相談や助言に応じるとともに、専門機関への橋渡しを行う。乳幼児健診に立ち会い、早期発見にも努める。
県は、毎年15人程度の専門員養成を目指している。