姉妹都市の三好市を訪れている米オレゴン州ダルズ市の交流親善団7人が22日、同市東祖谷の東祖谷中学校を訪れ、生徒と親睦を深めた。
生徒13人の出迎えを受けた一行は、木造校舎を興味深そうに見て回った後、柔道部と卓球部の練習を見学。生徒代表が英語で学校生活や田舎暮らしの良さを紹介し、和太鼓を演奏した。
3年の河井望歌さん(15)は「緊張したけど、英語の発音を褒めてもらえて自信がついた」と笑顔を見せた。リンダ・ミラー市議(67)は「生徒数が少ないと聞いたが、生き生きとした子どもたちの姿がとても印象に残った」と話していた。
この後、市国際交流協会の案内で祖谷のかずら橋を渡り、そば打ちや大歩危峡の舟下りを体験。23日夜の歓送迎会では阿波踊りや三味線、空手などの伝統文化を堪能した。24日朝に三好市を離れる。