2日、県内は時折雨が降り南寄りの風が強く南部の海上は風波が立っていた。うねりは大きくないものの渡船業者は磯渡し、沖の掛け釣りを見合わせた所がほとんど。また自家用船も出船したが風が強く伊島まで行かず引き返した船もあった。波止や岸壁では、場所により差はあるもののマメアジがよく釣れている。だがこの日は、風がきつく釣りづらかった。また、イガイやカニを餌に落とし込み仕掛けでチヌ狙いは、魚影は確認できるもののアタリが分かりづらく目立った釣果は聞かれなかった。川も増水し、友釣りは少し厳しいようだ。

 [イカダ]<ウチノ海>2日、ヤカタでサヨリを狙った人が10時ごろまでサオを出し27~32センチを50匹。別のヤカタではヨウセイエビを餌にフカセ釣りで30、46センチのマダイ2匹と35センチのキビレ1匹。近くでも沖アミを餌に40センチのマダイ1匹。12時ごろ納竿した。

 <高知・甲浦>2日、雨は午前中に上がったが風は強かった。沖の波は高かったが、湾内のイカダ周辺は穏やか。水温23度。3号でアオリイカを狙った人が0・3~0・5キロを3匹。

 [波止]<今津漁港>1日、日中阿南市の人が赤アミを餌に市販のサビキ仕掛けで6~8センチのマメアジを小型クーラーに満杯。食いが良くハリの数だけ鈴なり状態で釣れた時間もあった。

 <中林漁港>1日、岸壁で17時から2時間ほど赤アミを餌に市販のサビキ仕掛けでサオを出した徳島市の人が7センチ前後のマメアジを300匹余り。周辺でもよく釣れていた。

 [友釣り]<勝浦川>1日、風が強く吹き、30~40センチの増水で厳しかった。10時から5時間ほど、4カ所を釣り歩いた人が14~20センチのアユ10匹。

 [川]<勝浦川>1日、野上橋下流で小松島市の人がコロガシ仕掛けで10~13センチを主体に10~18センチのアユ30匹。阿南市の人は同型を47匹。周辺でも同型を20~30匹。(県釣連盟報道部)