志和岐川で捕獲されたオオウナギ(県立博物館提供)

 徳島県のレッドデータブックで絶滅危惧種に指定されているオオウナギが、美波町志和岐の志和岐川で捕獲された。県内での捕獲は2013年以来。

 オオウナギは体長約40センチの小型。7月6日、同町志和岐の漁師木内友之さん(38)が、ニホンウナギを捕るために川に仕掛けていた筒(長さ60センチ、直径15センチ)に入っているのを見つけた。

 オオウナギを預かった徳島大総合科学部の浜野龍夫教授(水産学)が8月21日、県立博物館に持ち込んだ。同館の佐藤陽一自然課長が、体の斑点や背びれの位置などからオオウナギと確認した。

 オオウナギは主に熱帯や亜熱帯地域に生息する回遊魚。13年に海陽町浅川の南阿波ピクニック公園の用水路で捕獲された。海部川支流の母川のオオウナギは国の天然記念物に指定されている。