広瀬章人八段(右)の先手で始まった第56期王位戦第5局。左は羽生善治王位=午前9時、徳島市の渭水苑

 将棋の羽生善治王位(44)=名人、王座、棋聖=に広瀬章人八段(28)が挑戦している第56期王位戦7番勝負(徳島新聞社など主催)の第5局が26日午前9時、徳島市沖浜東の渭水苑で始まった。
 
 3勝目を挙げて防衛に王手をかけた羽生が一気に決めるか、広瀬が踏みとどまって5期ぶりの復位に望みをつなぐか、重要な戦い。
 
 午前8時20分、まず対局室の検分が行われ、盤を挟んだ両雄は照明の明るさや座り心地をチェック。同48分に広瀬、続いて羽生があらためて入室すると静まり返った対局室に緊張感がみなぎった。
 
 定刻、立会人の桐山清澄九段が「それでは広瀬挑戦者の先手で始めてください」と告げると、広瀬が初手を7六歩と指した。
 
 持ち時間は各8時間。初日は午後6時で指し掛け、手番が封じる。2日目の27日は午前9時に再開し、同日夜までに決着する見込み。対局の模様は徳島新聞ホームぺージで速報している。