鳴門市鳴門町の大鳴門橋観光遊歩道「渦の道」の展望室で、来場者に本場の阿波踊りを楽しんでもらう「阿波おどりin渦の道」があった。藍響連の26人がエネルギッシュな踊りを披露し、計3回のステージで約550人の観光客を楽しませた。
演舞に先立ち、連員が踊りの構えや手足の運び方などを指南。その後、躍動感あふれる演舞と「ヤットサー」の力強い掛け声で、会場を熱気の渦に巻き込んだ。
観客は手拍子をしたり、踊りの輪に加わったりして阿波踊りを堪能した。家族旅行中の川端希世子さん(23)=兵庫県西宮市、会社員=は「間近で見るとすごい迫力で、かっこよかった」と話した。
大鳴門橋開通30周年・渦の道開館15周年の記念事業の一環。9月5、6日と10月3、4日の午前11時、午後1時、同2時半にも行われ、のんき連が出演する。