シカ肉の調理の実演に見入る参加者=美馬市穴吹町の穴吹農村環境改善センター

 美馬市穴吹町の穴吹農村環境改善センターで26日、シカ肉の調理講習会(県主催)があり、同市や三好市などの飲食店主や行政関係者ら約30人が正しい調理方法を学んだ。

 兵庫県丹波市でシカ肉料理専門店を経営する鴻谷佳彦さん(38)が講師を務めた。鉄分が酸化して変色するのを防ぐため、保存中は空気に触れさせないようにすることや、肉質を軟らかくするために火を通し過ぎないことなど、調理のこつを紹介。すじ肉の煮込みやもも肉のしゃぶしゃぶ、ロース肉の低温ローストの調理を実演した。

 参加者は熱心に写真を撮ったりメモを取ったりした後、試食した。経営する飲食店でシカ肉料理を提供している美馬市脇町北庄、田村公子さん(54)は「肉の軟らかさにあらためて驚いた。店のメニューに取り入れたい」と話していた。