薬草や薬木の効能を紹介する「身近な薬草展」(県薬草協会南部支部主催)が29日、那賀町中山の道の駅わじきで始まった=写真。30日まで。

 同支部の会員15人が育てた薬草と薬木約80鉢を展示。むくみに効くといわれるニワトコ、胃腸に良いとされるアケビなど、地元の山野に自生する品種を中心に並べており、来場者は会員らの説明を聞きながら興味深そうに見入っていた。杜仲茶など乾燥標本の無料配布もあった。

 花本和夫支部長は「自分に合った薬草を見つけ、正しく使って元気に過ごしてほしい」と話している。