盆灯ろうを燃やして新仏の冥福を祈る「おたき上げ」=三好市池田町ウエノの吉野川河川敷

 初盆を迎えた新仏の霊を送る「灯ろう流し」と「おたき上げ」が30日夜、三好市池田町ウエノの吉野川河川敷であり、遺族らが故人の冥福を祈った。

 同町内などの約50世帯が盆灯ろうを持参。河川敷に設けた約3メートル四方の木枠の中に入れ、燃やした。故人の戒名を書いた水溶性の紙灯ろうは、小舟から水面へと流した。読経の声が響く中、遺族らは静かに手を合わせて祈りをささげた。

 昨年末に母親を亡くした同町出身の米本拓矢さん(28)=愛媛県四国中央市、会社員=は「無事に灯ろうが流れてくれた。少しでも供養になれば」としのんでいた。

 31日には東みよし町昼間の小川谷運動公園でもおたき上げがあった。