ジオパークとは、地球や大地(ジオ)と公園(パーク)を組み合わせた言葉。地形や地層、岩石といったジオを中心に、地域のなりたちと育まれてきた人々の暮らしや文化の歴史を、まるごと学び楽しむ場所のことだ。三好市では2017年からジオパーク活動を開始。ジオを活かした観光の推進や、小中学生向けの学習プログラムの提供、地域について気軽に語る会「ジオカフェ」の開催などを通して、三好市の新たな見方を発信している。その一環として、池田と大歩危エリアのガイドツアーを担うのが「みよしジオガイドの会」。「三好市プチガイド養成講座」と「ジオパークガイド養成講座」の第1回修了生が中心となり、2017年末に発足した。現在は13人ほどのメンバーが所属。レギュラーで2つのコースのガイドを行いながら、観光列車やバスでの車内ガイドといったオンデマンドなツアーでも活躍している。
取材日は、池田の市街地を巡るコース「池田の町に刻み込まれた大地と人の暮らし」に参加…
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