「こども防災まつり」参加者に簡易雨量計の作り方を指導する県シルバー大学校大学院OB=2014年8月、北島町の県立防災センター

 徳島県は、登録した防災士が県主催の防災啓発活動を支援する「防災啓発サポーター」制度を始める。講座やイベント運営に携わることで防災士に経験を積んでもらい、地域での活動につなげる。1日から登録者を募る。

 NPO法人日本防災士機構が認定する防災士の資格を持った県内在住者が対象。北島町の県立防災センターで年7、8回行われるイベントの際、来館者に家具固定化や防災グッズづくり、助成制度の使い方などを指導する。

 センターはこれまで県シルバー大学校大学院の防災講座OBに支援してもらっていたが、防災士の中に「せっかく資格を取ってもどう活動していいか分からない」との声があるため、センターでノウハウを身に付け、地域での活動を活発化させるきっかけにしてもらうことにした。

 中高生の防災士を対象にした「ジュニア防災啓発サポーター」も創設。防災情報を発信してもらうほか、年に一度、一般のサポーターも含めた活動報告会を行い、防災士同士の交流を深める。

 本年度は20~30人の登録を目指す。県防災人材育成センターは「経験を積んでもらうだけではなく、世代間の交流も進めて防災活動を活性化させたい」としている。

 問い合わせは県防災人材育成センター<電088(683)2100>。