ロシアのウクライナ侵攻に伴い、政府がロシア産の単板など一部木材の輸入を禁止したのを受け、徳島県内の木材供給にも影響が出始めている。昨年からの「ウッドショック」による木材価格の高止まりが続く中、さらなる価格上昇の懸念があり、住宅業界などから不安の声が漏れる。

 県木材協同組合連合会によると、ウッドショックへの対応で国産木材への切り替えが進んでおり、今のところ極端な混乱はない。ただ、松田功理事長は「合板には顕著な影響が出る」と話す…