徳島県職員による場所や時間にとらわれない働き方「テレワーク」の実証実験が1日始まり、子育て中の男性職員が専用のパソコン端末を使い、自宅で内部資料作成などの業務に取り組んだ。
この日在宅勤務をしたのは、情報システム課主任主事の片山裕喜さん(32)。午前8時20分ごろ、徳島市助任橋4の自宅から電話で上司に「今から始めます」と連絡した後、在宅勤務用のパソコン端末を庁内システムに接続し、内部会議用の資料作成などを行った。
片山さんには3歳と生後4カ月の2人の娘がおり、妻の幸さん(31)は育休中。片山さんは「普段の妻と子どもの生活や子育ての大変さがよく分かった。昼休みに子どもと遊んであげられるのはいい」。幸さんは「通勤時間が不要な分、手伝ってもらえる時間が増えて助かる」と話した。
実証実験はワークライフバランス(仕事と生活の両立)や業務効率の向上を図るのが狙いで、子育てや介護をしている職員を中心に約50人が取り組む。
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