バス乗客の現在地が表示されたアプリの画面

 路線バスの乗客が位置情報を入力することで、停留所で待つ人がバスの現在地を把握できるスマートフォン用アプリ「BustoApp!(バストアップ)」ができた。つくったのは徳島市中洲町1の会社員武藤太郎さん(39)。バス利用者同士が協力して利便性向上につなげるのが目的で、利用を呼び掛けている。
 
 名称にはバス停(Bus stop)で使うアプリ(Application)という意味を込めた。徳島バスなど県内6会社の82路線・系統を含んだ26道県の約1800路線・系統に対応し、乗客がスマホの画面上で都道府県、バス会社、路線・系統、方面を順に選択すると、地図上に現在地が匿名で表示される。

 位置情報は1分ごとに自動更新され、最大15分間、同じ路線・系統を選択している利用者が閲覧できる。15分を過ぎた位置情報は自動的に消去される。

 アプリ作成は、武藤さんがバスで通勤する際に渋滞などの影響で停留所に来る時間が読めないことに不便を感じたのがきっかけ。「到着時刻が把握できれば、バス停を離れていいかどうかなどが分かり、不便解消につながる」と、独学で1年ほどかけて完成させた。

 武藤さんは「乗客同士が協力し、もっとバスを便利にしませんか」と利用を呼び掛けている。アプリは、アップルストアやグーグルプレイから無料でインストールできる。