木枠を使って和紙の原料の繊維をすくう参加者=吉野川市の阿波和紙伝統産業会館

 阿波和紙作りの体験イベントが、吉野川市山川町の阿波和紙伝統産業会館であり、市内外の参加者48人が手漉(す)きのはがきを作った。

 参加者は会館の藤森洋一理事長(68)から紙すきの歴史について学んだ後、はがき作りに挑戦。竹製の簀(す)を付けた木枠でコウゾなどの繊維をすくって和紙にし、黄や赤に染めた繊維も加えて色鮮やかなはがきを完成させた。

 参加した播磨沙紀さん(20)=鳴門市大津町大幸、四国大3年=は、「阿波和紙への関心が高まった」と話した。

 2014年に「和紙日本の手漉き和紙技術」が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されたことから、徳島ユネスコ協会が催した。