野菜や果物を直売する自動販売機=徳島市の宮崎農園

 徳島市北田宮4の宮崎農園が、敷地内に野菜や果物の自動販売機を設置した。自ら育てた作物を提供しており、現在はソラマメやレタスミックスなどが並ぶ。

 自動販売機は道路に面した東側の敷地にある。商品は自社農園や周辺に借りた畑で作った野菜や果物、ハチミツなどで、冷蔵や換気の機能が付いていて鮮度を保ちつつ販売できる。17日から運用を始め、ブンタンやキウイがよく売れたという。

自動販売機に商品を補充する宮崎農園長(左)と長男の学さん=徳島市の宮崎農園

 昨年10 月に収穫体験で農園を訪れた人から「ここに野菜の直売所があればいいのに」との声があった。新型コロナウイルス禍が続く中、非接触で商品を購入できる方法が好まれていることや、販売に人手がかけられないことから、農園長の宮崎忠司さん(72)が自販機の導入を決めた。

 商品の補充などの管理は長男の学さん(36)が行う。宮崎園長は「少量しか作っていないため出荷が難しい農作物や、傷みやすい葉もの野菜の販売がしやすい」と、自販機の利点を話す。今後は売れ行きや流行に合わせて栽培品目を変えるなどし、商品のラインナップを充実させていくとしている。(鈴江宗一郎)