気象庁は28日、豪雨災害の要因の一つとされる「線状降水帯」の発生を半日前に予測し、情報提供する新たな取り組みを6月1日から始めると発表した。早めの避難につなげるのが目的で、「四国地方」など大まかな地域を対象に警戒を呼び掛ける。 

 線状降水帯は積乱雲が連続発生して風に吹かれながら連なり、同じ地域に大量の雨を降らせる。近年、各地で甚大な被害が出ている。今後は予測精度を上げ、2029年度には市町村単位まで対象範囲を狭めることを目指す。

 県内では21年9月、海陽町を中心に被害が出た県南の豪雨で線状降水帯が形成された。18年の西日本豪雨、20年の九州豪雨も線状降水帯で被害が拡大した。