東京商工リサーチがまとめた四国地区の2014年度の「年商100億円企業ランキング」によると、徳島県内で売上高100億円以上の企業は前年度比2社増の22社だった。
トップは日亜化学工業(阿南市)で3298億4600万円。四国地区の全体では5位となっている。2位はノヴィル(徳島市)の904億2800万円、3位は四国化工機(北島町)の448億500万円だった。昨年2位だった大塚製薬工場(鳴門市)など大塚グループの企業は、14年度から決算期が変更になったため、今回は対象外となった。
前回ランキング入りしていた大塚グループ3社と1社が外れた一方、新たに調査対象になったセブン(小松島市)や、日本フネン(吉野川市)など6社が新たにランキング入りした。
四国地区全体では6社増の209社。内訳は愛媛が最も多く94社、香川は73社、高知は20社だった。
トップは四国電力(高松市)の5945億4300万円で、今治造船(愛媛県今治市)が3783億円、大王製紙(愛媛県四国中央市)が3758億1800万円、旭食品(高知県南国市)が3701億9300万円と続いた。
調査は四国内に本社を置く企業が対象。銀行やリース、農協などの一部業種や非公開企業は対象となっていない。