愛好家が持ち寄った自慢の金魚を観察する審査員=小松島市小松島町の小松島ステーションパーク

愛好家が持ち寄った自慢の金魚を観察する審査員=小松島市小松島町の小松島ステーションパーク

 金魚の愛好家でつくる徳島愛錦会の秋季品評会が6日、小松島市小松島町網渕の小松島ステーションパークであり、県内外の愛好家100人が金魚の美しさを競った。

 四国や近畿、九州の8府県の愛好家が800匹を出品し、8部門で競った。

 審査員が、優れた金魚を白い器の中に選び出し、色合いや体形、泳ぎ方などをじっくり観察。東大関(1位)、西大関(2位)などの順位を付けた。

 今年生まれの「当歳魚」のランチュウ小型の部で東大関に選ばれた矢野仁利さん(68)=松茂町長原=は「仲間が飼い方のアドバイスをしてくれたおかげ」と喜んだ。

 品評会は70年前から毎年開いている。愛錦会の坂野清会長(63)=徳島市国府町芝原=は「徳島から全国大会上位入賞者が多く出るよう、レベルの高い品評会を続けたい」と話した。