冬季国体アイスホッケーに出場できる選手の育成を目指し、2019年に県内で初めて結成された小学生以下のジュニアクラブ「ブルーバンディッツ」が、中四国大会で初優勝した。県内にアイスリンクがない中、体育館でのインラインスケートによる練習などで技を磨き、結成3年で着実に力を付けている。
 ブルーバンディッツが優勝したのは、中四国の6チームが争った「OHK杯争奪 小学生アイスホッケー選手権大会」。4月9日に香川県三木町で開かれ、決勝では岡山市のチームを5―1で下した。結成後初の栄冠に、キャプテンの西岡佑真君(10)=川内北小5年=は「うれしかった。もっと強くなって次の大会でも優勝したい」。