美馬市脇町の脇町中学校の1~3年生148人が、タオルを使ったウサギの人形作りに取り組んだ。
生徒は脇町地区婦人会の11人から指導を受け、1枚のタオルを輪ゴムでしばって耳や手足を作ったり綿を詰めたりした後、フェルトで作った目や口を貼り付けて仕上げた。
人形は生徒が書いたメッセージカードと一緒に、21日に行われる地元の敬老会の参加者に贈られる。3年の小原ちなみさん(15)は「かわいらしくできたと思う。人形がお年寄りの癒やしになればうれしい」と話していた。
婦人会と同校は10年ほど前から新聞を使ったバッグや人形などを手作りし、高齢者に贈っている。