読者から疑問が寄せられた交差点

 「徳島中央署前の交差点は、東から西へ向かう道路の青信号の時間が短い。なぜだろうか」。読者からこんな声が届いた。

 記者が青信号の時間を計ってみると、平日の午後4時ごろで北からの道路が1分23秒、南からが1分10秒、西からが28秒、東からは24秒だった。西からの道路が4車線なのに対して東からは2車線で、自転車などの横断を待つ右折車や左折車でなかなか進まないことがある。疑問を解明するべく、徳島県警本部へ取材に向かった。

 交通規制課の近藤裕幸さん(58)が説明してくれた。徳島中央署前の徳島本町交差点は主要幹線道の国道11号、国道192号が交わり県内で最も交通量が多い。東から西へ向かう県道29号はその中で通行が少ないため、青信号の時間配分が短くなっているという。交差点全体の渋滞緩和や事故防止を考えた結果である。配分は時間帯によって数秒ほど変わるそうだ。

 県警は道路に設置した車両感知器で交通量を計測し、交通管制センターで信号機をコントロールしている。点灯のサイクルは交通規制課が調査して見直すほか、利用者からの要望があればその都度、道路管理者の国土交通省や県、市町村と協議する。徳島本町交差点は2012年に阿波しらさぎ大橋が開通した際、交通量の増加を見据えて東から西に向かう青信号の時間を延ばしている。

 疑問を寄せてくれた読者は「信号が変わったのに無理に交差点へ突っ込む車が目立ち、マナーの悪さを感じる」とも話していた。近藤さんは「運転の際は譲り合い、ゆとりをもって優しい気持ちでいてほしい」と語った。