美馬市産の絹糸で織物を楽しむ参加者=同市の旧脇町庁舎

 美馬市産の絹糸を使った織物教室(県シルバー大学校美馬校OB会連合会主催)が9日、同市脇町の旧脇町庁舎であり、同会会員11人が絹の風合いを生かした食事マット作りに取り組んだ。

 絹糸は、同市で養蚕と製糸の復活を目指すNPO法人「美馬蚕糸館」が今夏、市内の元養蚕農家に飼育を依頼して出来上がった繭玉からつくった。

 参加者は美馬蚕糸館のメンバーの指導で、絹糸を縦糸(60本)に使い、卓上手織機で約1・5センチ幅の布を横から通して縦30センチ、横20センチのマットに仕上げた。

 参加した三宅光美(てるみ)さん(69)=同市脇町新町、自営業=は「きれいな絹糸を使ったオリジナルの作品ができうれしい」と話した。

 美馬蚕糸館の前田豊太郎理事長(71)=同市美馬町谷口=は「絹糸の魅力を感じてもらえてよかった。将来的には、地元産の絹糸を使った商品開発を目指したい」と言っている。