モスクワにあるルノーの販売店=2013年(ロイター=共同)

 【パリ共同】フランス自動車大手ルノーは16日、保有するロシア自動車大手アフトバスの株式68%をロシアの自動車研究機関に譲渡することを取締役会で承認した。ルノーが発表した。6年間は株式を買い戻す権利を持つとしているが、ウクライナへ侵攻したロシアから当面、全面撤退する。

 3月に操業の無期限停止を決めたルノーのモスクワ工場の全株式はモスクワ市に譲渡する。

 ルノーは2008年以降、アフトバスの株式取得を進め、傘下に収めた。国別の販売台数は、ロシアがフランスに次いで2番目に多く、ルノーにとり重要な市場だった。