米ニューヨークの徳島県人会員らでつくる阿波踊り連「ニューヨーク連」(濱田裕子連長)が、14日に現地のセントラルパーク西側の大通りで開かれた「ジャパンパレード」に出演し、熱気あふれる乱舞を披露した。新型コロナウイルスの影響でイベント出演はほぼ3年ぶり。踊り手も観客も大いに盛り上がり、連員は「本場の徳島でも踊りたい」と声を弾ませる。

 ニューヨーク連の約50人が参加。華やかな浴衣姿の踊り手は「ヤットサー、ヤットヤット」の掛け声に合わせ、エネルギッシュな男踊りや女踊りを繰り広げながら大通りを練り歩いた。沿道のニューヨーカーは目の前の乱舞に大喜びで、写真を撮ったり盛んに拍手を送ったりしてにぎわった。