月刊誌「文芸春秋」の編集長時代に「田中角栄研究」を特集したことなどで知られる元文芸春秋会長の田中健五(たなか・けんご)さんが7日、肺炎のため死去した。93歳。広島市出身。葬儀は近親者で行った。後日、お別れの会を開く予定。

 東京大文学部卒業後、1953年、文芸春秋新社(現文芸春秋)入社。「文芸春秋」の編集長だった74年にジャーナリストの立花隆さんを起用。首相の金脈問題を特集した「田中角栄研究」を掲載し、田中内閣は2カ月後に総辞職した。「週刊文春」編集長も務め、88年に社長、95年、会長に就任した。