15日以降に九州方面への修学旅行を計画している徳島県内の公立学校のうち、阿波市の吉野中学校が阿蘇山を行程に組み込んでいることが14日、分かった。同校は阿蘇山の活動を出発直前まで注視し、行程を変更するかどうか決める。
吉野中は9月29日から10月2日までの3泊4日で、九州、中国地方を巡る。阿蘇市は2日目の宿泊地で、宿は阿蘇山の中心から約20キロ離れている。阿蘇山に登る予定だったが、出発直前の噴火状況によっては、長崎市での自由研修時間を延ばすなどの代替措置を取る。
鎌田恭年校長は「活火山だけに噴火は想定していた。生徒に影響が出ないよう対応したい」と話している。
現在、修学旅行で九州方面を訪れている県内の公立学校はない。
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