サッカーJ2徳島ヴォルティスは7日、ホーム・鳴門ポカリスエットスタジアムでロアッソ熊本と対戦し、1-0で競り勝った。後半終了間際に途中交代のブエノがヘディングシュートを決め、逃げ切った。徳島は2連勝で8勝4分け10敗とし、勝ち点を28に伸ばした。
前半決定機を作れなかった徳島は、後半立ち上がりから積極的に前線からプレスを掛けて攻撃的に出た。8分に杉本竜士に代えて狩野健太を、30分に広瀬陸斗に代えて内田裕斗を投入した。相手ゴール前まで迫るものの、ゴールネットを揺らせなかった徳島は35分に最後の交代カードを切り、井筒陸也に代えてブエノを入れた。ブエノは前線に入り、チャンスをつくる。39分には右サイドからのクロスを頭で合わせてゴールを決め、J2初ゴール、J1時代の2015年以来、3年ぶりのゴールとなった。ブエノはその後、最終ラインに入り、相手の攻撃をはね返した。1点を守り切った徳島が連勝を飾った。
◇明治安田J2第22節 鳴門ポカリスエットスタジアム 観衆2974人
徳島 1-0 熊本
0-0
1-0
【得点者】(徳島)=ブエノ(後半39分)