徳島市は、水道局庁舎跡地を含めた市役所北側に、災害対策本部室や電源設備を備えた防災棟を整備する。津波による浸水で市役所が機能不全に陥るのを防ぐのが目的で、現在は市役所の地下にある電源設備を高所に移す。公用車を高所に置くための立体駐車場も併設する。総事業費は40億~50億円で、2026年12月の完成を目指す。18日の市議会防災対策特別委で、整備方針を示した。

 防災棟は6階建て延べ3千平方メートル程度の規模…