深刻化するニホンザルによる農作物の食害に歯止めをかけようと、徳島県は牟岐、つるぎ両町の山中で大型のおりを使った捕獲作戦を始めた。1匹ずつしか捕れない一般的な箱わなと違い、長期間かけておりの内部などでサルを餌付けすることで、多い時には一度に数十匹を捕まえられる。群れを全滅させるのも可能とみられ、本年度中に効果を確認して他地域への拡大を検討する…