徳島県阿波市観光協会は、市内の札所やたらいうどんをPRするクリアボトルなどのグッズ販売を始めた。市のマスコットキャラクター「あわみちゃん」を使ったマスキングテープも併せて商品化し、市の魅力を広く発信する。
プラスチック製の「阿波市お遍路クリアボトル」(500ミリリットル、1個千円)は8番札所・熊谷寺の山門を中央に配し、10番札所・切幡寺や遍路道の善入寺島などのイラストをちりばめた。お遍路さんを励まそうと、「しわしわ行こだ!(ゆっくり行こう)」の文字もデザインした。観光協会が遍路グッズを作るのは初めて。
「御所のたらいうどん付箋」(200円)は直径約7センチの円形で20枚セット。表には「たらいうどん」のほか、鶏の網焼きやサワガニの唐揚げなどサイドメニューの写真を使った。裏面はたらいに入ったうどんのイラストを採用した。
マスキングテープ(300円)は幅2センチで、あわみちゃんの喜怒哀楽、後ろ姿など全9種類のイラストをプリントしている。あわみちゃんは市の鳥ウグイスなどをモチーフにしており、これまでにクリアファイルや缶バッジが発売された。
各グッズは市農村環境改善センター内の観光協会事務所(阿波町東原)で購入できる。協会は「市内外の人が集まるイベントなどでも販売し、市の名物や名所を知ってもらうきっかけにしたい」としている。問い合わせは市観光協会、電話0883(35)4211。