中国に住む北朝鮮籍の男性IT技術者が韓国籍の知人名義で日本のスマートフォンアプリを開発し、知人が報酬を不正送金したとされる事件で、技術者が請け負った案件のうち一つは、兵庫県の防災アプリの修正業務だったことが19日、捜査関係者への取材で分かった。他にも複数のアプリ開発に携わっていたといい、神奈川県警などは個人情報の流出がなかったか調べている。

 捜査関係者によると、兵庫県の防災アプリは、北朝鮮のミサイル発射などを速報する全国瞬時警報システム(Jアラート)を配信。地震や気象警報、避難情報も発信している。技術者は他に、地図アプリ更新なども請け負ったという。