恒大新能源汽車集団のEV「恒馳5」(同社の公式サイトから、共同)

 【北京共同】経営危機の中国不動産大手、中国恒大集団は19日までに、同社初の電気自動車(EV)の量産を3カ月延期し、9月20日にすると表明した。コロナ流行のためと説明している。EVは苦境の不動産に代わる主力事業の位置付けで、年初にも量産を始める構想だったが、6月22日に変更していた。

 既に5万台の予約が入ったとの情報もあるが、市場では懐疑的な声も多い。EV子会社の恒大新能源汽車集団は「インターネット上で量産の無期限延期のうわさが飛び交っているが、事実ではない」との声明を出した。

 恒大集団の許家印主席は不動産事業を縮小し、EV事業に注力する方針を示している。