東京慈恵会医科大の研究グループが19日に公表した調査結果によると、日本の医科大と大学医学部で、学生が臨床実習に出る前の段階でLGBTなどの性的少数者について全く教えていなかったのは30・5%、臨床実習など医療現場で学ぶ際は未実施が47・2%だった。米国・カナダでの先行調査結果より「教育が圧倒的に不足している」としている。

 研究グループは、性的少数者はそうでない人より精神、身体的な健康上のリスクにさらされやすいとされることを踏まえ「医療現場で適切な配慮ができるよう、全ての医学生に学ぶ機会を設けてほしい」と指摘した。