徳島市国府町の国府小学校の5年生約120人が14日、学校近くの田んぼで稲刈りを体験した。
11アールの稲田には、5月に児童が植えた「ミルキークイーン」という品種の米が実った。児童は、地元住民グループ「国府ロマン保全隊」と、農事組合法人こくふの会員から手ほどきを受けながら、鎌を使って次々に刈り取っていった。
約480キロを収穫し、校内の調理実習で使うほか、各家庭に持ち帰ったり地元の高齢者に配ったりする予定。
新谷彩乃さん(10)は「台風が来て心配だったけれど、大きく育ってうれしい」と笑顔だった。
同校の稲刈り体験は今年で3回目。